データ入力のお仕事なら人材派遣会社での詳細

データ入力のお仕事なら人材派遣会社で

事務職を希望する人の中でも特に人気が高く、求人量も多いデータ入力の仕事。顧客リストの作成や伝票の入力、書類作成などその仕事内容は多岐に渡ります。

また、データ入力と言っても、純粋に入力業務だけを行う仕事から、ファイリングや電話応対など一般事務を兼務するもの、テレフォンオペレーターが主業務になっているものなど実際の仕事内容は企業によって様々です。

就業形態としては派遣のほかに、正社員、アルバイト、パート、また最近では在宅で行うクラウドソーシングの仕事も増えています。

データ入力の求人の種類

一口に「データ入力」と言っても、企業によって業務の範囲は大きく異なります。

働き始めてから、“想像していた仕事と違う”とならないためにも、単に「データ入力」という求人から仕事を探すのではなく、具体的にどのような仕事を任されるのかをしっかり確認する必要があります。

ここでは、データ入力の求人を大きく3種類に分けて見ていきましょう。

@一般事務の延長上にあるデータ入力の仕事

データ入力の求人で多いのは、一般事務の中にデータ入力の仕事が含まれている、またはデータ入力が中心の一般事務の仕事といった案件です。

伝票入力や各種データ入力のほかに来客対応・電話対応・メール対応・資料作成など、事務全般を行います。

勤務形態の多くは、企業の就業時間に合わせた土日祝日休みの週休2日制、フルタイムでの勤務になります。事務経験があれば有利ですが、未経験可の求人も多いのが特徴です。

Aデータ入力が中心の仕事

データ入力の仕事と聞いて、みなさん想像するのがこのタイプでしょう。その名の通り、勤務時間のほとんどをデータ入力に費やします。「タイピング」や「キーパンチャー」といった名称で募集している企業もあります。

一般事務に付随した仕事とは違い、電話応対や事務処理などの業務を任されることはほとんどありません。ですから、黙々と入力作業だけを行いたい方にオススメです。

勤務先は、銀行や保険会社などの金融機関のほか、化粧品メーカー・電子機器メーカー・携帯会社・官公庁などがあります。

仕事内容は、顧客情報・売り上げデータ・受注発注情報などの入力、アンケート結果の入力・チェック業務、集計業務、お客様からのメールでの問い合わせへの返信業務など多種多様です。

基本的には、自分で文章を考えるのではなく、フォーマット通りに入力するといった作業がメインです。そのため、エクセル・ワードの基本的な操作やテンキー入力ができればOKという求人が多く、仕事の難易度はそれほど高くありません。

未経験者歓迎や大量募集、短期の募集が多くあるのも特徴です。

Bコールセンターでの勤務

もう1つデータ入力の求人で多いのが、コールセンターのテレフォンオペレーターの案件です。

メーカーやサービスのカスタマーサポート・テクニカルサポートなどでお客様からの問い合わせに答え、その相談内容や対応内容を入力するといった仕事です。

こちらは、データ入力と言っても電話でのお客様とのやり取りが中心なので、黙々と入力の仕事をするといったイメージで働き始めると、大きなギャップを感じてしまうでしょう。

ただし、データ入力の仕事の中でも時給が高く、シフト制であることが多いため、勤務日や勤務時間が比較的自由に選べるというメリットがあります。時短勤務を希望している主婦やダブルワークをしたい方には大変オススメです。

また、コールセンターの場合、服装や髪形にあまり制限がない求人が多いことも、人によってはメリットと言えるでしょう。

データ入力の派遣が勤務する日や時間帯

データ入力の仕事は、上記の@〜Bによって勤務形態が異なります。

例えば、一般事務を兼務する場合や純粋なデータ入力の仕事は、フルタイムでの勤務が大多数です。そして、希望条件によっては多少の時短勤務ができるといった求人が多くなっています。

一方、コールセンターでの勤務の場合は、シフト制の求人も多くあります。勤務日や勤務時間の希望条件が出せたり、土日勤務・夜間勤務の求人もあるため、ライフスタイルに合わせた自由な働き方が可能です。

データ入力の派遣の給料

データ入力の派遣の仕事は、時給1,200円前後が相場です。東京都内ではもっと高く1,500〜1,600円ほどの求人も多数あります。フルタイムで働いた場合、月収換算して25万円前後と正社員とほぼ変わらない給与が見込めるでしょう。

ただし、派遣の場合、基本的にはボーナスの支給はありません。また、交通費は時給に含まれることが多いので、勤務地選びは重要です。徒歩で通える場所やできるだけ交通費がかからない場所を選ぶなどの工夫が必要になるでしょう。(中には、交通費全額支給や一部
支給される求人もあります)

データ入力の派遣として働くメリット、デメリット

データ入力において経験はそれほど重視されないため、初めての方でもチャレンジしやすい仕事と言えます。では、データ入力の仕事にはどんなメリットやデメリットがあるのかを見てきましょう。

メリット

  • 未経験可・初心者OKの求人が多い
  • 一人で黙々と作業ができる(業務内容がデータ入力のみの場合)
  • 個人で行う業務が多いので、人間関係の煩わしさが少ない
  • 服装や髪型が比較的自由な職場が多い
  • シフト制の職場であれば、休みが取りやすい
  • タイピングスキルが上がる/タッチタイピングができるようになる

デメリット

  • 集中力を必要とする
  • 腱鞘炎、目の疲労(視力低下)、肩こりなどの症状が起こりやすい
  • 女性が多い職種なので、職場によっては人間関係が面倒
  • 仕事が集中する時期や時間帯は、休みにくい
  • 統括する上司によって仕事のやりやすさが違う

データ入力の派遣がオススメの人

仕事内容やメリット・デメリットをふまえ、データ入力の仕事が向いているのはどんな人かをまとめてみました。

  • 集中力がある
  • 几帳面で丁寧な仕事ができる
  • 一人で黙々と仕事をしたい
  • 静かな環境で働きたい
  • タイピングの基本スキルがある
  • 入力業務が好き
  • 体を動かす仕事よりオフィスワークがしたい
  • 時給が高い仕事がしたい

データ入力で働くのに派遣とパート・アルバイトとどっちがいい?

データ入力の仕事を派遣とパート・アルバイトでした場合の比較ポイントをまとめてみました。それぞれにメリット・デメリットがあり、働き方の希望によってどちらが良いかが異なります。

派遣 パート・アルバイト
勤務日数・時間 週5勤務、5〜7時間が多いが、短時間勤務もあり 週3〜4勤務の短時間勤務も多い
給料 時給1,200円前後、賞与・退職金はなし 時給は800〜1,000円援護、賞与、退職金はなし
社会保険など 勤務体系によるが、多くの場合社会保険が完備 短時間勤務の求人が多いため、社会保険に入れないことが多い
メリット 派遣会社に希望の条件で仕事を探してもらえる 短時間で働けるので主婦や学生、ダブルワークの方でも働きやすい
労使交渉やトラブルは派遣会社が間に入ってくれる 未経験でも採用されやすい
時給が高め 残業なしで帰りやすい
契約期間が決まっているので、更新をしないという選択もできる
デメリット 自分が希望しても、更新されず契約されないことがある リストラの対象になりやすい
ある程度のスキルを求められる 給料が低め
トラブルなどは、自分で対応しなければならない

扶養の範囲内で働きたい、本業をメインにしつつお小遣いを稼ぎたいといった人にはパートやアルバイトがオススメです。

一方、生活のためにまとまった給与をもらいたいという人は派遣でしっかり働くほうが良いでしょう。

データ入力の仕事を探すのにオススメの人材派遣会社やバイト求人サイト

より多くの求人の中から自分の条件に合った仕事を見つけるために、派遣会社は1社ではなく、いくつか登録することをオススメします。

スタッフサービス

「オー人事」でおなじみの全国展開の派遣会社です。取引先企業数は業界最大級の4万件以上、特にオフィスワークに力を入れています。未経験OKのデータ入力の求人も多数扱っています。大手企業への派遣も可能です。

>>スタッフサービスの派遣登録ページはこちら

キャリアリンク

首都圏を中心に全国に拠点をもつ派遣会社です。事務やデータ入力のお仕事を多く扱っており、大手・有名企業はもちろん、規模が小さめのアットホームな雰囲気の職場の求人も扱っています。後々は正社員になりたいという方のための「紹介予定派遣」もあります。

一方、短期の求人も多いので、データ入力の仕事に初めて挑戦する方の入り口としてもオススメです。

>>キャリアリンクの派遣登録ページはこちら

その他、金融機関や保険会社

データ入力の仕事を必要とする職種として、銀行や保険会社が挙げられます。こういった金融機関では、子会社に独自の派遣会社を持っていることも多く、それぞれの金融機関へのデータ入力の仕事の派遣を行っています。

大手では、みずほ銀行出資の「アヴァンティスタッフ」、りそなホールディングス出資の「りそなビジネスサービス」、三井住友銀行グループの「SMBCスタッフサービス」などがあります。

金融機関でのデータ入力の仕事を希望している方は、こういった派遣会社がオススメです。

データ入力派遣の仕事でよくある質問

どのくらいの速さでタイピングできればいいの?

データ入力の仕事はもちろん速さも重要ですが、同じくらい正確さも大切です。派遣会社に登録する際はスキルチェックがありますが、ここで高得点を取れなくてもレベルに合った仕事はありますし、データ入力の仕事をしていれば自然に早く正確にタイピングできるようになっていくはずです。

ただし、“経験者歓迎”の求人であれば、最低でもタッチタイピングはできなければいけません。

雇用形態はいろいろあるけど派遣がオススメな理由は?

派遣の大きな魅力は、高時給であることです。

また、“残業なし”の契約であれば時間通りに帰ることができますし、“残業可能”の契約をしている場合は、残業をした分の時給はしっかりと支給されます。

さらに、1日8時間以上、週に40時間以上の労働をした場合は25%以上の割増賃金に、勤務時間が夜10時以降の深夜帯になった場合も25%の割増手当がもらえます。

このように、派遣にはサービス残業がなく、働いた分はきちんと収入に反映されるのもオススメできる点です。

また、大手の派遣会社には、無料や割引料金で受講できるOA講座やビジネスマナー講座などのキャリアサポートが用意されているため、ヤル気次第では仕事をしながら様々なスキルを身につけることができます。

データ入力の仕事から、一般事務や営業事務の仕事にステップアップすることも可能です。

まとめ

データ入力というと、フォーマットに決められた数字を淡々と入力する仕事だけを想像してしまいますが、実際には、一般事務の延長であったり、コールセンターなどの求人を任されることも多いということが、お分かり頂けたのではないでしょうか。

そのため、データ入力の仕事に応募する際は、求人の「具体的な仕事内容」や「勤務条件」を確認し、自分が望んでいる仕事ができるのかどうかを見極める必要があります。

純粋なデータ入力であれば、人間関係の煩わしさが少なく、自分のペースで黙々と仕事が出来るため、向いている人にとってはとてもやりやすい仕事と言えます。

ただし、目や手を酷使し、長時間同じ姿勢で過ごす仕事でもあるため、休憩時間が十分にとれるかどうかは大切なチェックポイントになります。

未経験だけど挑戦してみたいという人は、まずは短期の派遣を探し、自分に向いている仕事かどうか試してみるのも良いですね。


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出身地 三重県
自己紹介 はじめまして、自分自身が派遣スタッフとして何年も働いてきた経験もあることから当サイトを運営することになりました。