予備校事務のお仕事を探すなら人材派遣会社で!
予備校の場合、受付事務がメインとなることが多いです。
電話対応や入校受付などが主な仕事です。場合によっては入校希望者にコースの説明や、料金の説明をすることもあるので営業事務業務も入ってきますね。
予備校事務のお仕事の場合、同時に講師としても活躍できる人が歓迎されることもあります。英語力が高いなど得意科目があったり、学習塾や家庭教師などの教育関連の経験がある人は採用に際して優遇されることもあるので、挑戦してみてはいかがですか?
生徒さんの管理でパソコン入力業務を行うこともあるので、PCスキルはあった方がよいと思います。少なくとも入力だけは出来るようにしておきましょう。
予備校事務のお仕事は自分で探すのはなかなか難しいかもしれません。大手の派遣会社に複数登録して紹介してもらうのが早いです。
予備校事務の派遣の仕事内容
予備校事務の派遣でのお仕事内容は一言でいえば「教務以外のすべての業務」です。以下に箇条書きにしますので参考にしてください。これはあくまで一般的なものであり、塾の規模や、対象の学生などにより異なります。
- 生徒の出欠管理
- 生徒の名簿作成
- 生徒の成績管理・データ入力
- 生徒からの進路や学習相談の対応など生徒サポート
- 試験などの日程管理や準備
- 採点
- 生徒と先生の間の連絡事項の伝達
- スタッフ管理
- 教材、備品の発注や在庫管理
- 大学や資格の情報収集
- プリント等の印刷、製本
- イベントなどのチラシ作成、運営
- 入会受付
- 電話応対
- 経理・総務事務
- 備品の故障などの対応
業務内容が非常に多岐にわたり、大変そうと感じる方も多いかもしれませんが、塾ならではの業務も多く、生徒さんとのやりとりなどでは大きなやりがいを感じるとの声も多くなっています。
予備校事務の派遣が勤務する日や時間帯
予備校のもっとも忙しくなる時間帯は、学校の終わる夕方から夜にかけてです。日中の事務に加え、予備校の開講時間にあわせて、23時ごろまでのお仕事となることも多くあります。
実際に募集のある予備校事務のお仕事の時間帯を見てみると、予備校にもよりますが朝は9時から夜は23時までと幅広く、その勤務時間をシフトで回しているところが多いようです。
勤務日についても、予備校の開講と同じく、平日だけでなく土日も含めてのシフト制が多くあります。
また、お正月やお盆時期にも特訓として集中講座が開かれる予備校の場合、その時期の出勤もあり得ます。
派遣の場合は基本的には残業ナシや残業少なめのお仕事ですが、集中講座の時期には多少残業が出て来る予備校もあるようです。
シフトなので、勤務時間や勤務曜日が固定でなく不便もあるかもしれませんが、逆に平日の休みや、夕方出勤で日中は自由ということもあります。趣味や習い事も楽しみたいという方には、時間の使い方次第で仕事をしながらも毎日がとても充実したものになるかもしれません。また、シフト制であるため、週3日勤務OKなどの求人も少なくありません。
予備校事務の派遣の給料
予備校事務の派遣の給与は、時給1,000円〜1,500円が相場のようです。9:00〜18:00といったように日勤のみの派遣の場合、1,000円程度と低めの時給が多く、朝から夜間までのシフト制のお仕事は1,500円(勤務先によってはそれ以上)ほどの時給設定が多くなっています。
予備校事務の派遣として働くメリットデメリット
このお仕事のメリットデメリットをまとめてみました。
メリット
- 勤務時間帯が幅広い
- 未経験OKの求人も多い
- 生徒の人生に関わることができて充実感がある
- 「青春」にふれられる職場環境
- 平日の休みや夕方出勤があるので日中の自由な時間に予定が入れられる
- パソコンのスキルが上がる
- 機械などのちょっとした修理ならできるようになる
- 派遣なので職場や条件が合わないと思えば更新しないという選択もある
デメリット
- 業務内容が多い
- 忙しい
- 夜の時間帯の自由が利きにくい
- 他の事務に比べると土日祝休みの求人が少ない
- セールス(入会や補習等の案内)も必要
- 派遣の場合、日勤だけにしたいという希望を出しにくい
- 派遣なので更新が無い場合もある
- 予備校事務の派遣がおすすめの方
仕事内容が非常に多岐にわたるため、このお仕事をするにあたっては仕事のスピードや効率が大切になります。事務の仕事以外にも生徒との関わりもあるため、人間性も重視されるポイントになります。
- フットワークの軽い人
- 責任感のある人
- 判断力のある人
- 物事の優先順位をつけられる人
- 人と接するのが好きな人
- 子どもや教育現場が好きな人
- 明るい人
- 体力のある人
- 気配りのできる人
- セールス力のある人
- 情報収集力のある人
受験生というナーバスな状況の学生さんたちと触れ合う環境では、上記のように明るさや気配りが求められます。忙しいからとピリピリしながら働くのはNGです。仕事を要領よくこなし、予備校の雰囲気も良くできるような人柄が予備校事務には向いているでしょう。
こんな人が求められる
一般事務の経験者や接客や教育業界経験者はこのお仕事に向いている人だと思います。でも未経験でも大丈夫です。人材派遣会社に登録すればスキルアップサポートや研修が受けられるから初心者でも安心して働くことができますよ。予備校事務には未経験者歓迎の求人情報も多くあります。
例えばパソコンの初心者ならアデコのOA講座を受けてみたらどうでしょうか。登録スタッフなら特別価格で受講できるし少人数制だから質問もしやすい!
仕事で必要なスキルだけを受講することも可能ですよ。全国に76か所あるので仕事の後や休日に都合のよい場所を選べます。他にも提携しているスクールがたくさんあって登録スタッフ限定の特典が受けられますよ。
予備校事務で働くのに派遣とパート・アルバイトではどっちがいい?
まずはそれぞれの特徴を確認しましょう。
予備校事務・派遣の場合
- 勤務日・時間はシフト制が多い(朝9時〜23時ごろ・土日祝含む)
- 時給1,000円〜1,500円程度
- ボーナス・退職金なし
- 福利厚生は派遣会社のものを受けられる(手厚いことが多い)
- 派遣会社の研修制度などを利用可
- 仕事内容はほぼすべての業務となることが多い
- 社会保険加入可
- トラブルなどは派遣会社が間に入ってくれる
パート・アルバイト
- 勤務日・時間はシフト制または短時間での固定(朝9時〜23時ごろ・土日祝含む)
- 時給800円〜1,200円程度
- ボーナス・退職金なし
- 福利厚生は予備校のものを受けられる(あまり充実していないところも多々ある)
- 研修制度などは予備校による
- 仕事内容は、限定的なこともある(短時間固定の主婦パートなど)
- 社会保険は加入できないことも多く、扶養にも入っていない場合自分で納付が必要
- トラブルなどは原則自分で解決する
扶養を外れてフルで思いっきり働いたいという方は派遣社員として時間の制限なく働く方がよさそうです。
また、子どもが小さいなど夜間の勤務が難しい、学校に通いながらなので夜間しか働けない、といった時間の制限がある方は、パートやアルバイトで短時間での勤務を選ぶことをおすすめします。
この場合、すべての業務をこなすには時間的にも無理があるので派遣で働くよりも業務内容が少ないこともあり得ます。
予備校事務の仕事を探すのにおすすめの人材派遣会社やバイト求人サイト
大手の派遣会社を2〜3社登録するのがオススメですが特にオススメなのは、業界トップクラスの求人数を誇るテンプスタッフです。求人数が多く業界幅も広いので予備校事務のお仕事が見つかる可能性も大!
親身なサポート体制と充実の福利厚生で多くの人に選ばれています。こちらもスキルアップ支援はバッチリ整っていますので目的に合った講座を受けてくださいね。まずはWEB登録をしておくと登録会の時スムーズで時間が短縮できますよ。
テンプスタッフ
大手企業の一般事務に強い派遣会社です。全国に展開しており、フォロー体制も整っています。英会話スクールや各種研修施設の割引もあり、予備校で必要とされるスキルを磨くにもおすすめできます。
マイナビ派遣
派遣の仕事情報サイトです。地域別での検索には簡単な地図も表示され、勤務地の選択もしやすくなっています。いくつもの派遣会社の情報が掲載されており、扱う職種も幅広く求人件数も多いため、予備校事務といった特殊な事務も取り扱いがあります。
キャプラン
パソナグループの派遣会社で大手の企業や事務に強いという特徴があります。福利厚生や研修も充実しており、パソコン研修の無料チケットなどがもらえるキャンペーンなどもあるので、パソコンを使うことが多い予備校事務の派遣にもおすすめです。
総括
予備校事務の派遣のお仕事についてまとめてみました。
「事務」という職種ではありますが、その業務内容は実に幅広く、人間性、スピード、決断力など求められるものも多く、オフィスワークの割にサービス業の要素も多いお仕事であるという印象です。時間的には夜間の勤務が多く、小さい子供を持つお母さんなどには少し働きにくいかもしれませんが、そうでない方にとっては平日の日中に自由な時間が持てるというメリットでもあります。
このお仕事の経験者の方の言葉からは、受験生の人生の分岐点に関われた、一緒に喜ぶことができた、という充実感が感じられます。また、忘れかけていた青春を思い出して若返ることができたという言葉もありました。
大変なお仕事ではあると思いますが、それ以上の達成感や充実感が得られる職場でもあり、時間の融通が利くのであれば毎日のお仕事を通して大きなやりがいを感じられるお仕事なのではないでしょうか。